毛穴ケアでクレンジングオイルをおすすめしないある意外な理由

卒業を検討すべきかと思います。
クレンジングオイルでメイクを落とす女性が減少しているのをご存じでしょうか。
すぐにメイクを落とせるオイル系クレンジングは便利なので全体の約30%が使っていますが、最近は少しずつ減ってきているんです。
それは、クレンジングオイルをやめてから毛穴の角栓や黒ずみが目立たなくなることに、多くのユーザーたちが気づき始めているからです。
そもそもクレンジングオイルとは?
オイルタイプのクレンジングは、その名の通り「油(オイル)」を主成分として、界面活性剤を混ぜたものです。
実は台所の食器用洗剤と近いのですが、洗剤の主成分は「水」になり泡立つ点が大きな違いになりますが、洗浄力は変わりません。
油でベタベタのお皿をクレンジングオイルで洗うと、洗剤で洗ったかのようにきれいになります。
この強力な洗浄力がクレンジングオイルの人気の秘密で、濃いメイクも一瞬にして洗い流してしまいますよね。
では一点思い出してほしいのですが、ゴム手袋をしないで食器用洗剤を使った後、指先や手の甲や手のひらが乾燥していないでしょうか。
これは強力な界面活性剤が汚れとともに手の必要な油も除去してしまったことが原因です。
ではもしも同じ洗浄力で顔を洗った場合、顔のお肌はどうなるでしょうか。
そうです、メイクだけではなくお肌に必要な皮脂までもすべて洗い流して傷つけてしまいますよね。
クレンジング剤の中で一番肌を傷つけるオイルタイプ
世の中には本当にたくさんのクレンジング剤が流通しており、オイル以外にもクリーム、ミルク、ジェル、ローションなど様々な種類があります。
違いとしては界面活性剤の分量でオイル系はクレンジング剤の中でも一番洗剤に近い濃度で含まれており、非常に強力です。
この強力なオイルで顔の必要な油分までも除去してしまうことでお肌が乾燥し、それが黒ずみや角栓の素となってしまうのです。
じゃあどのクレンジングを選べばいいの?
「毛穴ケアの角栓対策!種類別クレンジングの選び方」でも書きましたが、一番お肌に優しいのはジェルタイプやローションタイプになります。
ただし、ローション系はアルコールが含まれている製品が多く、敏感肌の方は避けるべきです。
そんな敏感肌の方でも安心して使えるのがDOVEの「ふきとり水クレンジング」です。
アルコールを含んでいないので敏感肌の方でも安心して使え、使用感もとてもさっぱりしていて不快な感じが一切しません。
ちなみに、一緒に使うコットンのおすすめはユニ・チャームの「シルコット」。
シルコットはラインナップで上から
・シルキー仕立て
・やわらか仕立て
・なめらか仕立て
とありますが、使ってみた感じ真ん中の「やわらか仕立て」が繊維も残らず、優しい肌触りでおすすめです(税込み204円)。
一番安い「なめらか仕立て」は繊維が肌に残りやすいです。
摩擦が強いのでお勧めしません。
最後に
その便利さから私もしばらくオイルクレンジングを使っていましたが、ある美容ブログの記事を読んでから使うのをやめました。
すると、だんだんとですが本当に毛穴の汚れが目立たなくなっていき、いかに今まで毛穴やお肌にダメージを与えていたのかを感じました。
オイルクレンジングは卒業する時です。
メイク落としの手間はかかりますが、毛穴やお肌のことを真剣に考えるのであればジェルタイプやローションタイプに切り替えることをおすすめします。